バッテリーの点検と交換
セキチュー HOW TO D.I.Y
No.79
 バッテリーは3〜4年、または4万〜5万km走行で交換しましょう。

 バッテリー液の点検

必ずエンジンを切ってから行ってください。
●バッテリー液が不足していませんか。
バッテリーは中が透けて見えるようになっていて、側面にアッパーレベル、ローレベルの2本の線がついています。まず液面が2本の線の間にあるかチェックしてください。ローレベルより下に液面がある場合は、アッパーレベルの線まで補充液を少しずつ入れますが、入れすぎないように注意してください。バッテリーは中が6層に分かれていますが、最近のものは、上にはめこみ式のフタが2つついていて、それを開けると3層ずつ一度にバッテリー液が補充できるタイプのものがほとんどです。
※バッテリー補充液は蒸留水なので、ドライブ先などでこのトラブルになったときは、ローレベルまできれいな水を入れて急場をしのぐことができます。

 バッテリー・ターミナルの点検

コードがつながっている部分がバッテリーのターミナルで、カバーがかかっているほうがプラス極です。このターミナル部分の接触が不良だと電気が流れず、エンジンがかかりません。プライヤでターミナルを左右に回してみて、まわるようだとゆるんでいる証拠なので、ナットをスパナでしっかりと締めつけてください。 またターミナル部分のサビや汚れがひどい場合は、接触不良になりやすいのではずしてきれいにしましょう。

<掃除の仕方>
1.ナットを左に回してゆるめます。
2.プライヤでターミナルをしっかりとつかみ、左右に回しながら上に引き抜きます。 3.バッテリー側のターミナルをワイヤーブラシやサンドペーパーでサビや汚れを落とし、その後必ずグリスを塗っておいてください。
4.コード側のターミナルの内側も同じようにして磨いてください。 5.プラス極、マイナス極のコードを絶対に間違えないようにして、はずしたときとは逆の順で接続してください。

 バッテリー液の比重のチェック

バッテリーは液が充分に入っていても、その比重が低くなると能力がダウンします。ときには比重計で計ってみてください。各層の比重に0.05以上のばらつきがあるときは、充電しましょう。それでも戻らない場合は交換した方がいいでしょう。
<比重の計り方>
1
各層のキャップをすべてはずし、一層ごとに比重計を差しこみ、スポイトの要領でバッテリー液を比重計の半分ぐらいまで吸い取ります。
2
比重計を垂直にして液面に目の位置を合わせ、中に浮いているガラスの筒の目盛を読んでください。
3
全層がだいたい1.25〜1.30であれば正常、1.22以下ならすぐに充電した方がいいでしょう。さらに低い場合は点検して、液を入れ替え、それでも駄目なときは交換しましょう。

 バッテリーの交換方法

1
同じ記号のものを購入する
バッテリーにはいろいろな種類のものがありますので、交換するときは必ず今ついているバッテリーの記号をメモして、同じ記号のものを購入してください。分からないときは係員に聞いてください。
2
比重計を垂直にして
新しいバッテリーのフタをあけて、フタについている3本の足を注液部の細かい方の3つの筒にしっかりと差しこみ、注液部に電解液をアッパーレベルに達するまで注入します(ボックス内に液があふれはじめたらストップします)。電解液は希硫酸なので、衣服や手、顔などにつかないように充分注意してください。もしついてしまったら、すぐに水でよく洗ってください。
3
古いバッテリーをはずす
液を注入したら、そのままキャップをしないで1時間ぐらい置いておき、その間に古いバッテリーをはずします。まずマイナス側をはずし、次にプラス側をはずします。キャップがしっかりと閉じているか確認してから、バッテリーを固定している枠のナットをスパナでゆるめていきます。ナットをゆるめていくと、バッテリーの下の部分の台座に引っかかっているボルトがはずれてバッテリーの固定枠がはずれますので、両手でしっかりと持ってはずします。
4
新しいバッテリーを取りつける
新しいバッテリーのフタをしっかりと閉めてから、古いバッテリーを取りはずしたのと逆の順序で取りつけていきます。最後にバッテリーの固定枠をしっかりと締めてください。

 ラジエーターの点検と液の補充

ラジエーターはエンジンを加熱させないように、走行中はいつも冷やすように働いている装置で、液の量が少ないと、オーバーヒートで車がエンコしてしまいます。ときどき駐車中でエンジンが冷えているときに、ラジエーター・キャップをはずして液が充分入っているかどうか確認してください。もし少ないときはロング・ライフ・クーラント(LLC)を一定量薄めて補充してください。 もしドライブ中にオーバーヒートして、LLCが手元になかったら、エンジンを止めないで、しばらくアイドリングさせておくと、冷える場合があります。それでも冷えない場合はエンジンを止め、ある程度冷えてからラジエーター・キャップに布をかぶせて開き、水道水や小川のきれいな水を補充して急場をしのぎましょう。

 ラジエーター液が漏れていたら

ラジエーターが古くなると、サビが出て、底に穴があく場合があります。穴が小さいときはラジエーター液の中にホルツ・ラドウェルドを流しこんでください。時間が経つと穴の部分に達して穴をふさいでしまいます。またラジエーターの水もれがそろそろ心配だと思う場合も、あらかじめ入れておくと水もれの予防になります。

 ラジエーターホースが壊れていたら

1
サンドペーパーで、壊れている部分の付近の汚れを落とし、ゴムの表面を荒らします。
2
ホースの補修テープを、重なり合うように巻きつけます。
3
最後に付属の白いビニールバンドで強く固定します。


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